2016年9月24日にテレビ東京で放送されたローカル路線バス乗り継ぎの旅第24弾。
マドンナは熊切あさ美さんで、山口県の錦帯橋から京都府の天橋立を目指します。
テレビ大阪でも同時放送じゃなかったみたいですね。
びわ湖放送で放送してくれたのはラッキーでした。
ネタバレするので、未視聴の方はご注意ください。
※2019年10月16日(水)にゴールデンタイムで再放送されました。
第24弾の概要
1日目
まずは山口県の錦帯橋からスタート。
蛭子さんがことし69歳という話になって、
太川さんと同じイノシシ年ということが判明します。
わたしもイノシシ年なので親近感が湧きました。
蛭子さんとは3回り、太川さんとは2回り離れています。
岩国駅ではいきなり和木行きのバスを見逃し、30分をロスしました。
和木からはさっそく2kmの歩きで大竹駅に向かいます。
その後は玖波駅、大野庁舎、広電阿品駅、阿品台北と乗り継ぎます。
熊切あさ美さんの男性関係にツッコミを入れる蛭子さんがひどすぎました。
制作側としては聞きづらいことを蛭子さんが聞いてくれてありがたいかもしれませんね。
住宅街にある公園では蛭子さんが鉄棒で前回りをするという貴重な映像が見られました。
広島バスセンター、西条駅、竹原駅と進み、竹原駅前のグリーンスカイホテルで宿泊。
ホテルのレストランのステーキ丼がおいしそうでした。
2日目
朝6:35のバスで竹原駅を出発。
バスは朝と夕方が多いので、朝早く出るのは有利です。
三原駅では過去にも会ったというお母さんが登場。
熊切さんに「新しい出会いがあった」と言うなどかなりの事情通でした。
尾道駅では20分でラーメンを食べていました。
熊切さんも完食していましたね。
太川さんはいつ北上するか悩んでいたものの、ひとまず岡山方面を目指すことに。
福山城から中国山地をながめつつ、
蛭子さんは「新幹線で行く」という大ボケをかましていました。
乗時から寄島までは徒歩4km。
4kmぐらいならたいしたことがないように見えてしまいますが
普通の道でも1時間はかかりますからだいぶ遠いです。
山道だったせいか、1時間半かかっていました。
倉敷芸大を経由して岡山駅へ。
蛭子さんがポイントを貯めている東横イン岡山駅東口に宿泊します。
太川さんは蛭子さんへの嫌がらせで必ずベッドに飛び込むのですが
さすがにしつこすぎるような気がします。
というより蛭子さんが別の部屋を使えばいいだけの話なのに
なぜ最初に入った部屋を蛭子さんの部屋にするのか謎です。
3日目
8:00オープンと同時にバス営業所に飛び込み、今後のルートを相談することに。
ここで津山へ北上するか、東の姫路を目指すか悩みます。
岡山と鳥取の県境越えの徒歩が6kmと聞き、津山から北上するルートへ。
津山の案内所では徒歩が7kmと言われ、
最終的に歩いた距離は8.5kmと表示されていました。
ループ橋があったせいでしょうか、6kmと8.5kmではだいぶ違いますね。
歩いているほうはたまったものではないでしょう。
蛭子さんの姿もだいぶ痛々しかったです。
峠越えのルートはおそらくこのあたり。
本当に山深いところだということがわかります。
歩いた甲斐あって那岐駅からすぎっ子バスに乗車することができました。
智頭まで行って鳥取駅への最終バスに乗ることに成功しますが
そのバスが途中で故障するというハプニングが発生。
結局そのまま走り出していましたが、なんだったんでしょうね。
熊切さんが蛭子さんを「意外と腹黒い」と言っていましたが
むしろ最初から腹黒いようにしか見えないので、
「意外と」というのが意外でした。
この日は岩井温泉 花屋旅館に宿泊。
4日目
温泉の映像は朝撮っていましたね。
蛭子さんが漁師町の歌を歌っていたのが良かったです。
熊切さんの入浴シーンも映っていました。
岩井から兵庫県に突入。
湯村温泉では八鹿駅行き10:00のバスに乗れず、13:15まで待つことになります。
案内所の人にいろいろと調べてもらっていましたが、
中藤から岩屋上まで5kmの徒歩を余儀なくされます。
だいぶ時間も遅くなっていてとてもゴールできそうにないと思ったら
与謝の海病院から19:32発のバスがあることが判明。
天橋立に無事ゴールすることができました。
ラストは股覗きのポーズで締め。
視聴者にお尻を向ける挑戦的なポーズでしたね。
全体的な感想
けっこう辛口なことも書きましたが、いい旅でした。
最初のほうはもたもたしていて面白くなかったのですが、
後半に行くにつれてペースが上がって乗ってきました。
最後、とてもゴールできるようには思いませんでしたけどね。
あと3kmなら歩けばいいのにと思ってしまいますが
やっぱり最後はバスでゴールしないといけないのでしょう。
17時30分で天橋立ケーブルは営業終了にもかかわらず
あんなに遅くまでバスがあることにも驚きです。
どこで北上するかという話、
関西の人はたぶん「姫路まで行ったほうがいい!」と思っていたことでしょう。
わたしもその一人ですが、結果的にゴールできたので
津山ルートも正解だったということですね。
熊切あさ美さんのマドンナ適性
わたしは熊切あさ美さんをまったく知りませんでした。
芸能ニュースもあとから検索して知ったぐらいです。
バス旅のマドンナとしてはマイペースながら進行の妨げにならない、
ちょうどいいキャラクターだったと思います。
というよりこれまで進行を左右したのはマルシアぐらいですけどね。
あのレベルはなかなかいません。
熊切さんも徒歩区間ではだいぶ疲れていたように見えましたが
露骨に疲れを見せていなかったので好感が持てました。
ラストの股覗きは熊切さんの提案でした。
太川さんは乗り気ではなかったものの、結局3人揃ってやっていましたね。
あれだけ歩いてゴールできなかったら悲惨だったと思います。
後日DVD化されたので、手元に残したい方はぜひチェックしてみてください。
第25弾も楽しみ
次回ローカル路線バスの旅第25弾はお正月でしょうか。
ルートがすでに枯渇しているという話も聞きますが
なんとか隙間を縫ってこれからも続けてほしいですね。