ブログ「オオツメモ」はこちら

映画『かみさまみならいヒミツのここたま』感想(ネタバレあり)

※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます

アニメかみさまみならいヒミツのここたまの映画、
「奇跡をおこせ!テップルとドキドキここたま界」を観てきました。
悪いところが見つからないような、非常によくできた映画でした。
ここたまファンなら確実に楽しめると思います。

これから書く感想にはネタバレを含むので、知りたくない方はご注意ください。
公式の予告編を貼っておきます。

超ざっくりしたネタバレあらすじ

映画版オリジナルキャラクター、
ダンスシューズのかみさまテップルがストーリーの中心です。

テップルはまいちゃんのダンスシューズから生まれたここたまですが、
なぜかまいちゃんは頑なにダンスを拒んでおり、
テップルが生まれたダンスシューズは押し入れにしまわれたままでした。

大切にされていないものからは「さみしい茸」「かなしい茸」が発生します。
ネガティブなパワーにとりつかれたテップルは悪事を働いてしまいました。
それがきっかけとなり、世界が闇に飲み込まれてしまいます。

なんやかんやあって、ここたまたちが力を合わせて、世界を救いました。
最後にはまいちゃんがダンスを再開して、
テップルも元気を取り戻し、めでたしめでたしです。

ここたま映画の感想つれづれ

観た直後に「すごく面白かった! 最高!」というよりは、
後から思い出して「良い映画だったな~」としみじみ感じる映画でした。

思ったことを箇条書きでご紹介します。

ここたま界のこと

映画版のひとつの舞台になっているここたま界は、
一人前のここたまだけが行ける場所ということになっています。

ラキたまたちがここたま界に行ったことがトラブルのはじまりだったので、
たませんにんが連れていかなければ良かったのに…と思いました。
それでは話になりませんけどね。

たませんにんは変なおじいさんが仙人を自称しているだけだと思っていたので、
本物の仙人だったことがわかって驚きました。

ここたま界で働くハピピナ役はゲスト声優の木下優樹菜さんです。
技術的に一人だけかなり浮いていますが、
ストーリーにはそれほど関わってこないので気になりませんでした。

ここたまオールスターズ

レギュラーのここたまだけでなく、
これまでに登場したここたまがほとんど出てきます。
全部出ているとは思いますが、100%確認したわけではありません。

ノラたまトリオもいつもの調子で出てきます。
うちの娘はムキテツが好きなので、セリフがあって良かったです。
わたしの好きなムッシュ・ムクンヌも出てきました。

のぞみとビビット

ここたまオールスターズの中でも特においしかったのはのぞみとビビットです。
本編ではアメリカに行ってしまってレギュラーから外れていますが、
映画では一番いいところで登場します。

全然心の準備ができていなかったので、
登場したときには「キター!」と思ってしまいました。

ダンスをやめたきっかけ

まいちゃんがダンスシューズを押し入れにしまった理由は、
自分のダンス能力に限界を感じたからでした。

わたしは「怪我かな?」とか「親の反対かな?」とか思いながら見ていたので、
自分の意思でやめたのはちょっと意外でした。

だからこそ強い未練があって、
テップルの悪事にもつながってしまったのだと思います。

最終的にこころちゃんの言葉がきっかけとなり、
まいちゃん自身の意思で再開できたのはとてもよかったです。

ものを大切にすること

プリキュアシリーズのような、敵となる悪者はいません。
大切にされていないものから生じる、
「さみしい茸」「かなしい茸」が世界に影を落とします。
悪者がいなくて、危機が自然発生するというのがかえって怖いです。

「物を大切にするというのはむやみにとっておくことではない」ということが、
まいちゃんのダンスシューズの例からもよくわかります。
使い終わったものにはきちんと感謝して捨てることが大事なのかなと思いました。

ラキたまが超サイヤ人に

闇に包まれた世界を救うため、ラキたまは危険を冒して魔法を使います。
そのときの様子がドラゴンボールの超サイヤ人のようだったので、
ちょっと笑ってしまいました。

ほかにも本編にはないようなおどろおどろしい演出があって、
小さい子どもにはちょっと怖いかもしれません。

同時上映はたまごっち

ここたまの前には10分間の短編、
「映画たまごっち ヒミツのおとどけ大作戦!」が上映されます。

たまごっちが生まれて20周年になるんですね。
30代のわたしにとって懐かしいアイテムが出てきて、面白かったです。

ここたまもたまごっちも、大満足の2本立てでした。

タイトルとURLをコピーしました