NHK小学生の基礎英語と中学生の基礎英語レベル1を聞いています

NHKラジオで放送している「小学生の基礎英語」と「中学生の基礎英語レベル1」を小学3年生の子どもと一緒に聞いています。
いずれも基礎的な内容で、これから英語を勉強する小学生が親しむのにちょうどいいです。

それぞれの番組やテキストの内容について、比較しながらご紹介します。

この記事のもくじ

聞きはじめたきっかけ
番組の内容
1. 小学生の基礎英語
2. 中学生の基礎英語レベル１
番組テキスト
1. 小学生の基礎英語
2. 中学生の基礎英語レベル1
番組を聞く方法
今からでも間に合う！

聞きはじめたきっかけ

娘は寝付きが悪く、眠るまで暇だと言うので、寝る前にradikoやspotifyを適当に流していました。

そんな中、NHKゴガクのアプリに小学生の基礎英語があることを知り、昨年度から聞くようになりました。
“I like ～”とか、”Do you know ～?”といった初歩的な例文を覚え、効果を感じたものです。

4月からテキストを買って本格的に聞いてみよう！　ということになったのですが、ついでに中学生の基礎英語1を聞いてみたらストーリーが面白くて、両方ともテキストを買って聞くことにしました。

番組の内容

NHKのラジオ英語は、難易度に応じてA0 A1 A2 B1 B2 C1 C2のレベル分けがあります。
このうち、小学生の基礎英語はA0、中学生の基礎英語レベル1はA1で、ごく簡単なやり取りを学びます。

小学生の基礎英語

生徒役のサンシャイン池崎が4コマ漫画を元に、ハイテンションで進めていきます。
2022年度のストーリーは鎧を着た騎士のヘンリーのお話です。

娘によると、「ダンス」や「エスカレーター」など、普段からなじみのある単語が出てくるので、英語でもだいたい意味がわかるとのことでした。

レッスンの構成

1レッスン10分で、1週間に3レッスンが放送されます。

月　レッスン1（火曜日に再放送）
水　レッスン2（木曜日に再放送）
金　レッスン3

レッスン1とレッスン2は4コマ漫画を見ながら、重要表現を学びます。
レッスン3は子どもの電話相談や、発音エクササイズ、クイズなどで英語に親しみます。

中学生の基礎英語レベル１

2022年度のストーリーはカッパの父と人間の母を持つ川原湖子が、一家でミネソタに引っ越してくる話です。

湖子の友だちのエミリーが、湖子の母に”Are you a kappa, too?”と尋ねるシーンがあるのですが、娘がこれをいたく気に入り、”Are you a kappa, too?”と繰り返し発音していました。

初学の小学3年生には難しいところもありますが、テキストのイラストを見ながら、どんな話をしているかつかんでいるようです。
各回のキーフレーズだけでも覚えられたらと、わたしも一緒に声に出して練習しています。

レッスンの構成

1レッスン15分で、1週間に5レッスンが放送されます。

月　レッスン1
火　レッスン2
水　レッスン3
木　レッスン4
金　レッスン5（レッスン1～4の復習）

レッスン1～4は、6,7行の会話のやり取りからなるストーリーを元に進みます。
キーポイントを学び、例文を繰り返して読んだり、単語を変えて文章を作ったりと、授業らしい内容です。

金曜日は過去4回のまとめで、重要表現を改めて学びます。

番組テキスト

小学生の基礎英語のテキストは770円、中学生の基礎英語レベル1のテキストは550円です。
両方買っても1ヶ月1,320円で学習できるのはお得だと思います。

小学生の基礎英語

カラーの4コマ漫画を見ながら問題に答え、重要表現を学びます。
学習したチャンクを書いて練習できるドリルもついていて、楽しく取り組んでいます。

NHKラジオ小学生の基礎英語 2022年 04 月号 [雑誌]

NHK出版

小学生の基礎英語のテキストのほうが高いのは、音声ダウンロードが付いているためだと思われます。
テキストに載っているコードを入力すると、スマホやパソコンで音声をダウンロードできます。
極端な話、番組を聞かなくても音声が聞けるので、英語教材として完結しています。
ちなみに音声ダウンロードでは、サンシャイン池崎パートが別の人の声になっています。