2017年7月8日、ローカル路線バスの旅第2弾が放送されました。
挑戦者は田中要次さん、羽田圭介さんと、マドンナ舟山久美子さんの3人です。
山梨県の精進湖から栃木県の那須岳を目指すルートでした。
全体的に歩きが多くて、見ているだけで疲れるコースだったと思います。
以下、思いっきりネタバレしますので、見たくない方はご注意ください。
旅の概要
田中要次さんと羽田圭介さんは実質3回目となるバス旅です。
特別編の熱海から金沢、第1弾の伊豆下田から知多半島と比べると、
格段に難しくなったように感じました。
1日目
精進湖をスタートして、河口湖に向かった一行。
大月を目指したものの、いきなりバスがなくて行き詰まります。
ここでなんとなく富士山駅ルートを取りますが、
ナレーションにも突っ込まれたとおり
「もう少し検討してもいいのでは」と思ってしまいました。
富士山駅からは白糸橋まで行き、徒歩で都留を目指します。
途中で地元の人に聞き込みをしてコミュニティバスがあることを知りますが、
結局このコミュニティバスには3分差で乗れませんでした。
地元の人が電話で麻雀の話をするというロスがあったので、
これがなければギリギリ乗れたのでは…と思ってしまいました。
都留までたどり着いたものの、大月行きは午前中の一本しかないことが判明。
大原橋まで行って大月まで3km歩いていました。
そこからは小菅の湯まで行って、宿泊していました。
2日目
朝一番のバスで県境を越えて、JR奥多摩駅まで進むことができました。
青梅に出たいものの、バスが途切れてしまうことがわかります。
川井駅までバスで行き、吉野まで5km歩きました。
バスを逃したかと思ったら1時間に3本あるんですね。
普段3時間に1本のようなバス停を見慣れてしまって、
「そんなにすぐに来るの?」と思ってしまいました。
河辺、入間を経由して狭山台団地まで行き、
新狭山駅までさらに歩いたうえで目標の川越に着きました。
ここからのルートは鴻巣、桶川、上尾の3択でした。
結局上尾を選択して、宿泊となりました。
3日目
上尾から蓮田、下大崎と経由して、台、菖蒲車庫まで進みます。
ここからもバスがつながらず、歩いて加須市に入っていきました。
使わなくなったバス停が置いてあるのがシュールでした。
一行が言っていたとおり、紛らわしいですね。
根古屋からバスに乗り、ようやく加須駅に到着。
コミュニティバスで柳生まで進みました。
板倉東洋大前駅から館林駅、消防団第九分団前まで行き、さらに徒歩3km。
久保田駐在所前バス停からはバスがなく、さらに大久保町まで徒歩3km。
大久保町から寺岡町バス停までバスに乗り、宿から迎えに来てもらいました。
4日目
宿の送迎で佐野駅まで送ってもらいました。
寺岡町から佐野駅までさらっとワープしましたが、これってアリでしたっけ?
難癖をつけるわけではないですが、なんの説明もなかったので不思議でした。
佐野駅からはイオンモール佐野新都心へのバスに乗り、
歩きで道の駅みなもに向かいます。
栃木駅から5km歩いたのち、楡木車庫から宇都宮駅に進みました。
宇都宮、上河内、氏家までつながったものの、バスがなくなり終了となりました。
歩きが多すぎる件
歩きを厭わない姿勢がこのチームの長所でもあり短所でもある気がします。
以前は蛭子さんの「絶対に歩きたくない」という姿勢が、
さまざまなルートを検討するモチベーションになっていたからです。
しかし最後のほうは蛭子さんもかなり歩かされていました。
蛭子さん大丈夫かなとヒヤヒヤしながら見ていたので、
歩き疲れても大丈夫そうな、いまのメンバーのほうがいいのかもしれません。
ルート検討が甘い点についても、まだ3回目なのでしかたない面もあるでしょう。
今回失敗したことが、次回以降に生きてくると思います。
北関東はしんどい
北関東はまったく行ったことがないにもかかわらず、
ローカル路線バスの旅の印象だけで「バスがない」と思ってしまっています。
土地勘がないせいでどこにいるのかもよくわからず、
今回も惜しいのかどうかよくわからないまま終わっていました。
ただ土地勘がなくても九州編などはわりと楽しめたので、
このあたりは好みの問題かもしれません。
ローカル路線バスの旅がはじまったころと比べると、
バス路線が減っているという事情もあるでしょう。
代わりにコミュニティバスが台頭しているといいますが、
周知されていなかったり、本数が少なかったりで、使いづらさは否めません。
今後もこうした難しいルートが増えてきそうです。
マドンナくみっきー
マドンナはくみっきーこと舟山久美子さん。
1991年生まれの最年少マドンナです。
「地図が読めない」と言っていたものの、
自分から話を聞きに行ったり、弱音を言わずに歩いたりと、
思いのほかしっかりしていて好感が持てました。
今後の展開は
なにかルール変更があってもいいかもしれませんね。
熱心なファンからは「前のほうがよかった」と言われること必至ですが、
一度ぐらいルールを変えたバス旅があってもいいと思います。
たとえば「スマホで調べ放題バージョン」なんて見てみたいです。
ネットでも調べ切れないルートがありそうです。