本屋さんに行くと高確率で目立つ位置にある『おやすみ、ロジャー』。
これを読み聞かせするだけで子どもがすぐに眠るという触れ込みです。
我が家の娘にも試してみたのですが、全く効果がありませんでした。
おやすみ、ロジャーとは
一応Amazonへのリンクを貼っておきますが
記事ではボロクソに書くことになりそうなので
宣伝効果があるように思えません。
寝かしつけ絵本
「魔法のぐっすり絵本」と銘打ったこの本。
「たった10分で、寝かしつけ!」という魅力的なコピーが書かれています。
めくったところには
「運転中の人のそばでは絶対に音読しないように」
という注意書きもあります。
効果に自信があるみたいです。
「太字の箇所は強調して、色文字の部分はゆっくりと」
などの指示も書いてあります。
『おやすみ、ロジャー』の問題点
『おやすみ、ロジャー』は絵本としても魅力がありません。
インチキ絵本と言ってもいいかもしれません。
絵が怖い
まず表紙でわかるように、絵が怖いです。
主人公のうさぎが全く可愛くありません。
絵本というわりに絵が少なくて、
見開き2ページにひとつも絵がない部分もあります。
長い
字が多いこともあって
全部音読しようとするととても長いです。
さすがに一度は読破しようと思って頑張りましたが
その後は通して読んでいません。
内容が致命的につまらない
ストーリーが面白ければまだしも、全然面白くありません。
うさぎのロジャーが眠る方法をレクチャーしてもらう話ですが、
ちっとも心に残りません。
眠りやすいようにわざとつまらなくしているのかもしれません。
つまらないお話を子どもにわざわざ読み聞かせる必要があるでしょうか。
音読しているほうも苦痛でたまりません。
『おやすみ、ロジャー』最大の問題点
うちの娘は部屋を暗くしないと眠りません。
暗くしたら本が読めるわけがありません。
もはや最大の矛盾点だと思うんですよね。
部屋が明るくても眠れる子ならこんな本は要らないでしょう。
効く子もいるらしい
うちの娘に効果がないというだけで、
全ての子どもに効かないわけではありません。
読み方にも上手い下手があるのでしょう。
しかし過度に効果をうたっている印象はあります。
インチキじゃないかと文句の一つも言いたくなります。
子どもに個性があるように
寝かしつけの方法もさまざまですから
あまり期待しないほうがいいと思います。
寝つきが悪いのは遺伝なのか
わたしもかなり寝つきが悪くて
布団に入って2時間ぐらい眠れないことも普通なので
もしかしたら遺伝なのかもしれません。
幼稚園に行くようになればまた変わるかなと期待してます。